モフリの雑感

2024-01-01 00:47:00

あけましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。

新しい1年が始まりました!

それだけでワクワクしてきます♪

一年の計は元旦にあり

今年の目標や夢や希望やあれやこれや…

欲張りが止まりません。。

今年は「辰年」。

大きく飛翔する年です。

大空に向かってぐんぐん昇っていく龍のように高く高く…

私はネバーエンディング・ストーリーのファルコンが大好きなので、ファルコンのイメージで。

 

それはそうと、十二支の中で「辰年」だけが架空の生き物である理由には諸説あるそうです。

本来干支に動物は関係なく、後から同音の動物の名前と紐づけたから架空の生き物が入ることになった、とか。

「龍」の字には「鰐(ワニ)」の意味もあったので、龍ではなく鰐を指している、とか。

中国古代の文化と神話に根差していて、龍は強力な象徴であったから、とか。

他にも色々ありそうですので探してみるのも、自分なりの理由を考えるのも楽しいかもしれませんね。

 

また、「」には「夜明け」の意味もあるそうです。

夜明けという言葉にも希望を感じます。

今はまだつらい現実も多いかもしれません。

それでも「人も動物も幸せに暮らせる社会の黎明」だと信じて。

大きな夢に向かって一歩一歩、足元を固めながら歩んでいきたいと思います。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

2023-12-20 18:11:00

竹が猫砂になるそうです

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なんと、竹が猫砂になるんだそうです!

長野県の“森に還す”という会社さん。

里山の荒廃や土砂崩れにつながる放置竹林の有効活用に乗り出されました。

竹は根が浅いため大雨のときには地滑りが起きたり、成長が早いため光を遮られた他の植物が枯れてしまうといったことも起こるそう。

資材用の竹の需要が減ったことや、竹林所有者の高齢化に伴い、管理が行き届かない竹への対処が急務との認識を持たれ開発されました。

使用後に畑に撒けば土壌改良材になるといい、放置竹林の有効活用、竹の抗菌や消臭効果に着目、と一石三鳥の製品だと期待大です。

猫以外にも、うさぎ、モルモットにも対応できるそうです。

動物にやさしく、環境にやさしい製品は嬉しいですね。

 

放置竹林だけでなく、日本では空き家問題や所有者不明土地問題なども社会問題化していますね。

所有者のわからなくなった家屋が荒廃してしまい、近隣の方が困っていらっしゃるという話もよく聞きます。

そこで、明年(令和6年)4月1日から

相続登記の義務化

がスタートします。

相続した土地の登記をしないと、10万円以下の過料の対象となってしまいます。

とは言え、相続した土地を持て余しているのに…といった方のために、本年(令和5年)4月27日から 

相続土地国庫帰属制度

がスタートしました。

これは簡単に言えば「相続した利用しない土地を手放す」制度です。

条件がこまごまありますので、ご興味がおありの方は専門家に一度ご相談されるとよいと思います。

 

私ははじめ、要らない土地があるなら動物たちのために利用させていただけないかしら?と下心満載で勉強を始めましたが、この問題の奥深さと、本当に困っていらっしゃる方が多いと知って背筋が伸びる思いがしました。

今は、土地のプロフェッショナルであられる先生方の研究会に加えていただき研鑚をつんでいます。

 

持て余す土地のことで悩む一方で、野生動物たちの住む場所が減り、人間との境界があいまいになったが故の弊害も起こる、、

いつかこの矛盾に光明が差すことを期待して、さらに研鑚を積んでいこうと決意を新たにしている年の瀬でした。

 

 

2023-10-27 10:00:00

読書週間です

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10月27日~11月9日は読書週間です。

秋の夜長、本の世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。

今日は【ドクター・ヘリオットの愛犬物語】のご紹介です。

作者はジェイムズ・ヘリオット。

ヨークシャーの獣医さんです。

初版が1988年のこの本は、ヘリオット先生の動物たちとの日常を、小説仕立てに仕上げた短編集です。

どのお話も先生と動物たち、そして飼い主さんをはじめとする個性的で素敵な人々が登場して、ワクワクしたりハラリと涙がこぼれたり…

中でも、私が最も好きなお話が「ドノバン夫人」。

では、お話を少しだけ。。。

 

ドノバン夫人は年齢不詳の好奇心旺盛でバイタリティー溢れる女性。

彼女が最も好んだのは動物に関すること。

奇跡的によく効く栄養剤と、犬の皮膚をこれまでになくよくするシャンプーは彼女の専売特許。

無料で診察し、投薬し、徹夜で看病するドノバン夫人は、ヘリオット先生のライバル的存在。

いつもテリア犬のレックスと街中を歩いて、様々な事件に首を突っ込んでいます。

そんなある日、ドノバン夫人の愛犬レックスが交通事故で亡くなります。

ヘリオット先生は新しい友だちをすすめますが、ドノバン夫人は二度と犬は飼わないと首を横に振りました。

その後も、ドノバン夫人は変わらず他人のことに首を突っ込んでいるので、ヘリオット先生がほっとしていたある日。

虐待事件の通報があります。

王立動物愛護協会の検査官と現場に向かうと、長い間繋がれたままで残酷な状態になってしまったゴールデンの男の子が。

検査官は安楽死を申し出ますが、ヘリオット先生はドノバン夫人にアピールし、夫人もこの子を飼うと決心します。

検査官は「この子にこれ以上あわれな思いをさせたくない」と心配しますが、ヘリオット先生の説得で、ロイという名のゴールデンの男の子はドノバン夫人に引き取られていきます。

一件落着かと思いきや、その後、ドノバン夫人とロイの姿を見かけることが無くなってしまいます。

ロイがどうなっているのか、往診をすべきだったと反省するヘリオット先生。。。

ドノバン夫人とロイは。。。

 

 

何度読み返しても、涙がこぼれます。

ご興味がありましたら、ぜひ読んでみてくださいね。

30年以上も前に本屋さんで出会い、ずっと側にいてくれる大切な本。

こんな大切な本に出合えた私は本当についてます。

こんな出会いがあるから本屋さんに行かずにはおれない私です。

秋の夜長、みなさんのお供はどんな友だちでしょうか…

素敵な出会いがありますように…

 

 

2023-10-20 11:14:00

食欲の秋到来!!

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秋らしくなってきましたね。

涼しくなってくると食べ物をおいしく感じるのは動物も同じかもしれません。

食欲の秋の到来です。

旬の食材もとてもおいしそうでお腹が鳴ってしまう今日この頃。

“うちの子”たちにも美味しいものを食べさせてあげたい。

そんな気持ちになる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

でも、ここで気を付けたいのが人にとって美味しくて害のない食材も、“うちの子”にとっては命にかかわる食材となってしまうことも…

有名なのはネギ類やぶどうがありますよね。

食べさせてあげる前に調べる。これ、とっても大切。

“うちの子”への愛情が仇とならないよう、今一度よく調べてから与えてあげたいものです。

以下、秋の味覚の代表的なものの中で犬にとって危険な食材をいくつかあげてみます。

ぶどう・いちじく・なす・ごぼう・粘り気のあるイモ類・ぎんなんetc…

しょうが・きのこ類なども与え方に注意が必要。

猫にとって危険な食べ物や、その他それぞれの動物種によって食べてはいけない食材は色々あります。

もちろん人用に加工されたもの、味付けされたものは基本的にNGです。

うっかり盗み食いされちゃった!なんてことのないよう、食材の管理をしっかりと。

また、大丈夫と言われている食材でもアレルギーや持病の有無、年齢などの個体差で食べてはいけないものもありますね。

普段からかかりつけの獣医さんにお聞きしておくと安心です。

与え方も重要。

・しっかり火を通す。

・たくさんは与えない。

・果物だと皮・茎・種・芯を取り除いてあげる。

などなど注意点はいくつもありますが、そのうえで“うちの子”の様子をよく見てあげることが大切。

 う~ん。。。

なんだか面倒な感じ?

この面倒がまた“うちの子”と暮らす醍醐味ではないでしょうか。

「これは好きかな?食べても大丈夫かな?どのような下ごしらえでどのくらいならOKかな?」…

この時間そのものが幸せかもしれません。

おいしそうに食べてくれたら喜びも倍増!

食欲の秋。

愛しい“うちの子”と美味しい秋を堪能したいと思います。

2023-10-12 10:00:00

秋らしくなりました

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暑い暑いと言っていたのが嘘のように涼しくなってきました。

こうなってくると、どこかへ出かけたくなります。

耳に入る情報もお出かけスポット中心に…

そんな中、日光東照宮の有名な「三猿」は実は他にもいる…という、ちょっと気になるニュースを耳にしました。

早速調べてみると…

 

「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿は、東照宮の神厩舎にいます。

この猿の彫刻は全部で8面あり、猿の一生が表されているのだとか。

 

1枚目 親子のお猿さん・・・子供時代を象徴していて、ビワの実とたなびく雲が子猿の未来が明るいことを象徴しています。

2枚目 見ざる・言わざる・聞かざる・・・とても有名なお猿さんです。悪事を見たり、言ったり、聞いたりせず、良い事だけを受け入れて素直に育つようにとの願いが込められています。

3枚目 青年の時期・・・これから独り立ちしようとしている姿です。

4枚目 大人の時期・・・青い雲が大きな志を暗示しています。お猿さんたちも天を仰いでいます。

5枚目 挫折の時期・・・大きな悩みを抱えて下を向いているお猿さん。友だちが励ましてくれています。

6枚目 恋の時期・・・お猿さんが恋に落ちます。物思いにふけっている表情も見て取れます。

7枚目 結婚の時期・・・お猿さんたちは人生のパートナーを得ます。

8枚目 妊娠の時期・・・お腹が大きくなったお猿さん。

そして、1枚目に戻る。。。

 

このようにして繰り返されているということを表しているのだそうです。  

なるほど…

改めて、素晴らしい…。

ぜひ、実物を見に行きたいものです。

 

東照宮には、他にも動物たちがいます。

「上神庫」と呼ばれる祭典で使用される馬具や衣装などが収められている三神庫のひとつには、「想像の象」がいます。

象を見たことがない作者が想像で描いた象だそうです。

「陽明門」という国宝に指定されている美しい門には多くの龍が彫られていて、中でも目だけが彫られていない龍を「目貫きの龍」というそうです。

東回廊の潜門では、気持ちよさそうに日の光を浴びて眠っている「眠り猫」に会うことができます。

他にも、動物たちがかくれているかもしれませんね。

ご近所やお出かけ先で、動物モチーフを探すもの楽しいかも ♪

 

しかし、なぜ神厩舎にお猿さんがいるかというと、昔から「猿は馬を守り世話をする」として、馬の守り神とも言われているのだとか。

一心不乱に馬のお世話をしているお猿さん。

想像するだけで幸せになれました。

動物を探して、事務所の近くを少し歩いてみようと思います。

 

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