モフリの雑感
猛暑です
連日、猛暑猛暑とのニュースが続きますがいかがお過ごしでしょうか?
昨日は大阪府枚方市で39.8度を記録したそうで、アスファルトの表面は70度程になっていたとか…。
地域ねこをはじめ、お外で暮らす子たちはどうしているのだろうと気になって仕方ありません。
どうか暑さをしのげる場所を見つけていますように…と祈らずにいられません。
程度は違えど、猛暑の恐怖はおうちで暮らす子も避けられません。
そう、熱中症。
たった数分で命にかかわるダメージを負うこともある熱中症。
対策は必須ですね。
・エアコンの効いたおうちの中でも危険はあります。
“うちの子”のいる場所が人と同じ室温とは限りません。
とても日のよくあたる場所にいる…
うっかり廊下やエアコンの効いてない部屋に出て戻ってこれなくなってた…など、まさか!?の熱中症も少なくありません。
遮光カーテンやよしずで室温の上昇をおさえる、お部屋の行き来を制限するなど工夫が必要ですね。
湿度にも注意が必要です。
・停めた車内の危険は言わずもがな。
エアコンの効いたドライブ中でも冷気が届きにくい場所にいた場合、熱中症をひきおこします。
エアコンが効きやすい席を選ぶ、後部座席など日よけが可能なら日よけアイテムを使うなどの工夫で対策をしてあげたいですね。
・犬さんの場合はお散歩にも工夫が必要です。
気温が25度以上ならお散歩は諦める方がいいそうです。
なので地域にもよりますが、
🐶早朝、午前7時までに風通しの良い日陰を選んで。
🐶夜間のお散歩は地面の輻射熱が落ち着いているか確認してから。
🐶散歩中は冷えたお水を持参して、水分補給などこまめにクールダウンを。
などなど、たくさんの配慮が必要な猛暑。
どの場合も、冷えすぎたら(暑すぎても)逃げれるようにしてあげることは必要です。
“うちの子”が自分で調整できるよう環境を整えてあげましょう。
そして、暑いからといって冷たいものの与えすぎに要注意!
おなかを壊したり、体調を崩してしまうかもしれません。
猛暑で人も動物もバテやすい毎日です。
工夫を凝らして夏を楽しみましょう🎶
暑中お見舞い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます。
蝉の声が夏らしさを底上げしてくれる毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私と双くん(当事務所の看板犬)は、毎朝蝉の声を体中に浴びて出勤しています。
出勤途中に高校と大きな公園があるため、それはそれは鼓膜がしびれるようなものすごい鳴き声で、体中がジーンとする、命の凄まじさを感じる瞬間です。
あゝ生きている…思わずそんな言葉が口をついて出る出勤風景です。
そして先日から近くの市民プールがプール開きをしました。
老朽化に加え、コロナ禍のため、ここ何年も開かれることのなかったプールに子供たちの声が戻ってきました。
子供たちのはしゃぐ声、水しぶきが上がる音、蝉の声…
最高です!!
さまざま見聞きする悲しいニュース、憤りが抑えられない事件からも、この瞬間だけは解放される。
そんな力があるように感じています。
…しかし、そんな喜びにひたってだけいられないのが夏…
猛暑日が続く中、動物たちにもいつもにも増して配慮が必要です。
○室温・湿度の管理
○ごはん・飲み水の腐敗防止
○夏バテ防止
○怖い熱中症対策
○皮膚トラブル
○ノミ・マダニ予防
○お出かけ先でのトラブル
○誤食(バーベキューなどのアウトドアでのイベントとか…)
○雷・花火の音に驚いて脱走
などなど、数え上げたらきりがないのが夏。
上記の中にはわんにゃん限定のような危険も交じっていますが、それぞれの動物種にそれぞれの危険はつきものです。
いま一度、“うちの子”の生活環境や生活サイクルを見直して、暑い夏を楽しく乗り切っていきましょう!
ちなみに当事務所の“うちの子” 双くんの出勤時の恰好は冷感グッズオンパレードです。
はじめは嫌がるそぶりを見せましたが、すぐに「あっ!涼しい!」と覚えたようでごきげんに通勤しています。
事務所に着いたら、涼しいところでのんびりしたり、冷えてきたらハウスに入ったりと自分で快適空間を探して調整しています。
自分で調整できる…これはとても大切ですよね。
自分で調整することが難しくなってしまったら、そばにいる人がいつも以上の配慮を。
人も動物も。
お互いに気を付けて、元気に夏を楽しみましょう🎶
万が一に備えて ②
ペットの災害対策マニュアル.pdf (23.21MB)
では災害にあったとき、どの避難方法を選ぶか。
飼い主さんとしても悩ましいところです。
まず自宅避難。倒壊や火災などの恐れがなければ第一の選択肢の筆頭株。
メリットとしては、
・慣れた環境で生活できる
・周囲の人に気を使わない などたくさんあります。
ですが、二次災害の危険性や、支援物資が避難所に集まる場合は足を運ぶ必要がある などといったデメリットも。
ライフラインが使えない場合もあります。
ならば車中避難。安全な場所に停めた車の中で一時的に生活する方法。
メリットは、
・高齢者や乳幼児がいる家庭、ペットの複数飼いをしている家庭では移動しやすい
・自宅についでプライバシーが守りやすい
・防災グッズを積んでおける などがすぐに思いつきます。
ですが、スペースがせまい、ドアの開閉時に脱走の危険性、温度管理が充分にできない などのデメリットも。
では同行避難。自治体によっては受け入れている避難所もあります。
メリットは、
・避難所に集まる情報や支援物資が受け取りやすい
・獣医師が巡回してくれる場合もあり安心 などでしょうか。
とは言え、プライバシーが守られにくい、避難所のルールによってはペットは屋外で過ごすこともある、ほかのペットと密集した場所で過ごすためストレスになる、などといったデメリットも。
なにより同行避難の許可は現場判断が多いため、同行避難できる避難所がとても少ないという現実も…
それぞれに一長一短があり、急場に一から考えるのは難しそうです。
日頃からご家族で話し合われているとよいですね。
また、同行避難の場合は周囲の方に対する配慮は必須です。
動物が苦手な方、アレルギーがある方などいらっしゃいますし。
この辺りは、環境省が発表している『災害時におけるペットの救護対策ガイドライン』をよく読み日頃から“うちの子”のためにできることをしておきたいですね。
このページの頭にPDFを貼っておきました♬ とても長いのですが、少しづつでも読み進めてみてください。
ご自身のお住いの自治体も発表されているかも?
ぜひ確認してみてくださいね!
最後に…
どんなに対策をしててもその通りにできるとは限りませんよね。
災害時にいちばん怖いのはパニック行動です。
万が一の場合に遭ってしまったら、どうか安全を確かめながら、ご自身と“うちの子”が余裕を持てるペースで行動できますように…
私と“うちの子”も。
万が一に備えて
梅雨前線による大雨及び台風2号により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
6月ももう終わりに近づいてきました。
7月から9月にかけては大規模豪雨災害が集中する傾向があるらしいですね。
お住いの地域のハザードマップをいま一度確認しておきたいところです。
さて、動物たちと一緒に暮らしておられる方は要注意。
避難するにも考えておくこと、準備しておくことが増えていますよね。
今日は猫さんに焦点をあててご紹介します。
まず…
猫さん用防災グッズの用意はバッチリですか?
地域や、猫さんの個体差により一概には言えませんが、以下のようなものが一般的だそうです。
☆ドライフード 1週間分
☆ウェットフード 1週間分(缶詰よりパウチの方がかさばらなくていいそうです)
☆軟水 1週間分
☆器
☆トイレ砂 もしくは ペットシーツ 1週間分
☆猫さんの写真(脱走時に探すため)
☆テープ・ペン
引用:ねこのきもち|感染予防も意識 ニューノーマル防災対策BOOK
他にも持病のある子の場合は、お薬やおくすり手帳も必要ですね。
とは言え、避難時に、猫さんのために持ち出せるものの量には限界があります。人と兼用できない最低限のものの準備が必要だそうです。
また、飼い主さんが不在時に災害が発生したときは、まずは人命優先で避難をすることが大切。
玄関先に「猫がいます」ステッカーを貼ると、近隣の方が猫さんに気付いてくれる可能性あり。。とか、
日頃からご近所の方ともしものときの相談をしておくのもいい。。とか。
大切なうちの子のために、しておけることが色々とありそうです。
マイクロチップもそのひとつかもしれません。
ともあれ、改めて平常時のうちに準備をしておこうと思いました。
次回は 避難方法についてご紹介したいと思います。
梅雨ですね
ジメジメした日が続いていますね。お散歩に行きにくいので、犬さんたちの不満が溜まってきているかもしれません。
できるだけ、おうちの中でも遊べるツールが欲しいところです。
そんな梅雨時期に気になるのは、動物たちの体調管理。
特に、皮膚病や外耳炎、食中毒などが代表格でしょうか。
いつも以上に気を付けてあげてくださいね。
特にフードやおやつは残したらすぐに下げてしまうのがベスト。
とは言え、お仕事や家事、育児、介護など、愛するうちの子の側にいつもいれるわけではないので、そこは工夫が必要ですが。。
ノミダニ対策も忘れずに!!
などなど、気になることが多いこの時期。
この時期ならではのお楽しみも ♪
「雨が上がっているうちに」と、短い間にたくさんの犬さんたちがお散歩に現れます。
普段は会えない犬さんたちにも会えるチャンスがたっぷりです。
少し仕事の手を休めて、近くを歩くだけでもはじめましての犬さんに会えるかも ♪♪
気が滅入りがちなこの時期、体調に気を付けながら楽しく過ごしたいものです🐶