モフリの雑感
お盆ですね
8月に入り、そろそろお盆休みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本では、お盆には亡くなった方が戻ってこられる日とされています。
地域や、宗派、個々人の考え方はそれぞれ違うので一概には言えませんが、もし戻ってきてくれるなら、大切な“うちの子”も…と願う方も少なくないのではないでしょうか。
かく言う私もその一人。
あの子も、あの子も、あの子にも…
きりがない。
いつまでも心に残る大切な“うちの子”。
会えるものなら会いたい。
そんな飼い主さんの間で有名な「虹の橋」のお話。
以下、引用します。
天国の入り口の少し手前に虹の橋と呼ばれる場所があります。
地上で愛されていた動物はお別れを迎えると、虹の橋に向かうのです。
そこにはたくさんの草地や丘があり、豊富な食べ物や水、日光の光があり、動物たちは走り回って楽しく過ごすことができます。
病で不自由な身体になったり年老いたりした動物たちは、ここでは健康になって元気になります。
動物たちは満ち足りて幸せなのですが、ひとつだけ不満があります。
それは、自分を愛してくれた人と会えなくて寂しいことでした。
しかし、ある日、一匹が突然立ち止まって遠くを見つめました。
瞳はきらきらと輝き、身体は喜びで震えています。
突然、彼は仲間たちから離れ、弾かれたように緑の草の中を走りだしました。
彼はあなたを見つけたのです。
そして、再開した彼とあなたとは固く固く抱き合います。
二度と離れることはありません。
幸福のキスがあなたの顔に降り注ぎます。
あなたは彼を何度も優しくなでます。
あなたは信頼にあふれた彼の瞳をもう一度覗き込みます。
その瞳は、あなたがずっとずっと忘れることのなかった瞳です。
それから、あなたと彼は一緒に虹の橋を渡っていくのです。
作者不明のこの詩は、たくさんの方が訳されていますので、訳し方によって少しずつ違いがあります。
ご自分の気持ちにぴったりの訳に出会えたら嬉しい。
ご自身でお気持ちのままに訳されるのもすてき。
ただひとつ。
虹の橋で再会できた“うちの子”に、
「きみと別れてからの長い時間を、一生懸命生きてきたよ。」
そう話せるように生きていこうと、改めて感じるお盆です。