モフリの雑感
双志郎です
今日、2024年4月13日は、当事務所の看板犬「双志郎」が我が家にやってきて10年の節目の日です。
双志郎も保護っこで、水頭症の疑いありということで<売り物にならない>と殺処分されるところをレスキューされ、縁あって我が家にやってきました。
まだ生後三か月にも関わらず、とても痩せていて体のあちらこちらに痛々しい傷がありました。
後ろ足も不安定でふらふらと歩き、基本的にはずっとキャリーやケージの隅で震えていました。
落ち着いた頃を見計らって、報告も兼ね、レスキューしてくださった獣医さんにワクチンを打っていただきに伺った帰り。
その獣医さんは外まで見送りに出てくださり、「双志郎くーん!元気でなー!幸せになれよー!絶対に幸せになれよー!元気でなー!」と私たちが角を曲がるまで大きく手を振って見送ってくださいました。
この子の人生(犬生?)の始まりはつらいものだったけど、たくさんの人の温かい思いに守られて、たくさんの人の温かい思いのリレーで我が家に来てくれたんだなぁと改めて心に染み入りました。
その後、順調に傷は治り、後ろ足も股関節が生まれつき少し形が違っていてスキップするように歩きますが、おおむね元気になりました。
それでも、よほど怖い経験のせいか双志郎は声を出すことはしませんでした。
がっ!
4歳の誕生日を過ぎた頃、初めて「ワン!!」と吠え、もう家族みんな大喜びです♪
今ではよく吠え、よくしゃべり、ちょっと勘弁してくれと思うこともしばしばです(苦笑)
あまり体が強くないので、「この子は10歳まで生きるのは難しいなぁ」と獣医さんに言われたこともあった双志郎が元気に10歳の誕生日を迎え、我が家の家族になって10年の節目の今日も元気に過ごせていることに、感謝しかありません。
10歳犬だとしても、寝てる時間がずいぶんと増え、目も見えにくくなったのか、いろんな物によくぶつかるようになりましたが、まだまだ、一日でも長く生きて欲しい、元気で幸せな“おじいわん”でいて欲しいと願っています。
この双志郎が初めにつけてもらっていた名前が「モフリ」でした。
我が家にきて双志郎と変えましたが「モフリ」は私にとって、とてもとても大切な名前です。
双志郎と出会えたから、「保護っこたちを守る!苦しむ動物を救う!」と行政書士になる決心をして、苦しい勉強にも耐えられました。
その意味から、初心を忘れないために事務所名を【モフリ行政書士事務所】としました。
まだまだ、温かい家族を待っている保護っこたちはたくさんいます。
今にも、行き場を無くしてしまいそうな子も。
すべての子たちが幸せに暮らしていけますように。。。
今日も自分にできることを積み上げていこう!と、 双志郎と通勤しながら決意を新たにした一日の始まりでした♪♪♪